こんにちは、セブ島留学マニアのマシューです。
そして3回目のセブ留学を2017年4月から6月までの11週間をセブにある語学学校サウスピークで過ごしました。
日系語学学校のサウスピークは厳しいという評判もありますが、授業内容が気になっている人も多いのでは。
今回の記事はズバリ、サウスピークに留学しようか迷っている人のための記事です。
サウスピークのレッスンの中でも評判の、発音矯正レッスンについて知りたい人向けの内容になっています。
- サウスピークでの名物授業(?)と評判の発音矯正レッスンの流れ
- 発音矯正レッスンを受けたぼくの変化
についてお話ししますね。
なんでかっていうと、ぼくはサウスピークに留学した11週間、発音矯正に取り組んだことによって
- サウスピークで月1回行われるスピーチコンテストで優勝
という成果を得ることができたからです。
正直、自分が授業を受けるまで発音も音読も1人でブツブツしているイメージしかありませんでした。
一見、非常に地味に思えるこれらを積み重ねことでスコアアップにつながったと胸を張って言えます。
フィリピン留学を通してきれいな発音を身に付けたいと考えている方の学校選びの参考になるといいと考えています。
では本題に入っていきますね。
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【驚きの効果】サウスピークの発音矯正レッスン
結果から伝えるとサウスピークの発音矯正レッスンは効果大です。
留学後にアメリカに行きましたが、ネイティブと会話していて聞き返されることがほぼありませんでした。
サウスピークで評判の高い授業として発音矯正レッスンがあります。
この発音矯正を受けるためにもう1度サウスピークに留学したいと今も思えるくらい非常に効果が高いと実感しました。
サウスピークの発音矯正レッスンは発音(pronunciation)の頭文字をとってPレッスンと呼ばれています。
愚直に取り組んだぼくに現れた発音矯正の効果とは!?
毎日繰り返し発音記号を見ながら音読を繰り返すことで発音記号が読めるようになりました。
Pの授業では英語の音を1日1~3音ずつ学習していきます。
スローペースに思われるかもしれません。
ですが、同じ音を予習⇒レッスン⇒復習と毎日少しずつ繰り返すことに意味があります。
留学前まで、ぼくは発音記号を全く読めませんでした。
しかし、発音矯正に取り組んで1か月経ったある日、ぼくの中でブレークスルーが起きました。
突然、発音記号が読めるようになったのです。
中・高の英語の教科書では単語の横に発音記号が書いてあっても、こんなの読めないと無視し続けていました。
そんなぼくですが、発音記号が読めるようになった後は、辞書で単語を調べる際に一緒に音を確認するため発音記号を読むよう変わったのです。
それとほぼ同時期に、初見の単語だけを見てどのような発音なのか推測できるようになったのには驚きました。
【己を知る】自己チェックできない英語の発音テスト
サウスピークで学ぶアクセントはアメリカンアクセントですが、日本国内は英・米のアクセントがごちゃ混ぜになっているので発音矯正を受ける前のスコアはそれほど高くはありません。
ぼくもその例にぴったり当てはまっていました。
初回のPレッスンでは担当講師が生徒の発音のチェックをしてくれます。
テスト方法はまず、用紙に書かれた言葉を講師に促されるまま順に読んでいきます。
途中で講師が読む役に代わり、生徒は講師の発する言葉を聴いて、その音が似た音のどちらかなのかを当てます。
BとVの音、LとRの音など英語初級者にとって聞き分けることは難問です。
当時のぼくは日本人には判別しづらい音が聴き取れるはずもなく、勘で答えてました。
初回スコアは107でした。
サウスピークに入学する生徒の初回平均は120~140点くらいらしいです。
ということは勘に頼って半分程度の点数だったぼくは、英語の音を全く分からなかったことになります。
【実録】発音矯正レッスンの実際の流れ【厳しくしてもらうべし】
Pの授業では下記のテキストを使用して行いました。
フォニックス<発音>トレーニングBOOK (アスカカルチャー)
サウスピークでは毎週講師が変更されます。
授業後、テキストにチェックされ増えていく弱点の音たち。。。
↑ぼくは発音が弱かったのでマーカーだらけですが、普通はこんな風になりません(笑)
そしてチェックされた音を、発音矯正レッスンで正していく日々が始まるのでした。
Pの授業では目の前で講師が発音のお手本をしてくれるので、真似をするところから始まります。
よくわからない場合でも、講師が口の形をイラストにして正しい音の表し方を助言してくれるので心配しないでください。
ちなみにPの授業ではnormalとstrictという2つのコースを選択できますが、2~3か月の留学期間であれば、厳しいstrictを選択をされるのがおすすめですよ。
2つの難易度選択は何が異なるのかよくわからないですよね。
その疑問を講師にぶつけてみたところ、正しい音を何回連続で出せるかが関わっているみたいです。
だからnormalを選んだとしても正しい音が出せなければ、次に進まないので安心してください。
正しい音を身に付けることも大切ですが、十分な留学時期が取れない場合はnormalを選択して、多くの音の正しい出し方を学ぶのをおすすめします。
【みんな不安】発音矯正の自習時間
サウスピークの授業は反転授業を取り入れているので、発音の授業であっても予習を行わなくてはなりません。
他のテキストの音読学習と同様、発音に関してもオリジナル音声を聴いてから一人ブツブツ呟くことになります。
ですので、常に自分が発している音が正しい音なのかよくわからないまま自習をすることになります。
ぼくは発音の自習時間、常に不安を抱えていました。
「明日の授業までに間違った発音が染みついてしまったらどうしよう」
と思いながら、自習をやり続けていましたが、そんな不安は杞憂に終わりました。
なぜかというと、たとえ間違った発音練習をしていたとしてもサウスピークの講師はその間違った箇所を修正してくれるからです。
自分が口をどう動かしているのかわからない状態でアドバイスを受けるよりも、たとえ間違った形でもしっかり練習していたほうが、「どこをどう直せばいいのか」よりクリアに理解することができました。
フォニックスの本を一冊終えて受けた発音テストの驚くべきスコア!
ぶっちゃけ、自分でも信じられないくらいの点数を叩き出すことができました。
自分の苦手な音を一通り学び直したところで、Pクラスで初回に受けた発音チェックを再度受けることになります。
前回はまったくわからなかったaの音の使い分けをしたり、講師が読む単語の日本人には判別しにくい音の聴き分けができるようになった結果、
200点中194点を獲得。
やればできる子ですね!
194点というスコアは、単語単位であれば、ほぼ正確に発音できます。
ぼくは最初のスコアが悪かったのでその分他の生徒よりも一冊のテキストにかけた時間が多かったのですが、終わった頃には1か月前と比べ物にならないほど自分の発音に自信が持てるようになったんです。
サウスピーク発音矯正レッスンのまとめ
以上がサウスピークでぼくがうけた発音矯正レッスンの概要です。
今回の記事では単語1つ1つを正確に発音できるようになるまでを説明しました。
この後も、ぼくはサウスピークの発音矯正では音の連結を学んだりすることで、より自然な英語を話すことができるようになりました。
それが、スピーチコンテスト優勝に繋がったんです。
発音矯正は本当に地味です。
楽しくない授業でしたし、厳しい先生に当たった時は大の大人なのに涙目になりながらレッスンを受けました。
ずっと日本で暮らしていた人にとって一朝一夕で発音を直すことはできません。
それでも、講師を信じて毎日積み重ねていくと確実に力が付くことは保証します。
留学前にはアメリカに行っても言葉がなかなか通じず、聞き返されてばかりいて英語を話すことに自信のなかったぼくですが、発音矯正をしてから再渡米した際には、自信をもって話すことができましたからね。
記事は以上になります。
読んでくださってありがとうございました。
サウスピークでは「義務予習」とを前提としたマンツーマンレッスンを提供しています。これは「全てのマンツーマンレッスンは予習する必要がある」ことを意味しています。この予習学習を前提とした仕組みは「反転授業」と一般的に呼ばれています。 (サウスピークホームページより)