サウスピーク塾長の将来像(2)フィリピン留学の語学学校に適切なものさしを。

 

上記の記事、サウスピーク塾長はるじぇーさんの将来像の連載2記事目です。

ーー前回の記事で、「フィリピン人講師の地位を向上させるために、娯楽中心のフィリピン留学を健全化をしたい。」とおっしゃっていましたが、そのためにどんな解決策があるのでしょうか。

様々な角度から、フィリピン留学の語学学校にものさしを取り入れる

はるじぇー
「娯楽中心の語学学校」で生徒がなんで満足するかというと、英語力を測るきちんとしたものさしがないからなんですね。


語学学校が「その生徒の英語力がどれくらい上がった」という正確なデータを出さないから、「素晴らしい授業を受けました!楽しかったです!」で終わる。



「フィリピンではしゃぐ」の例から見ても分かりますが、半年間行って、全然伸びてない。しかし、本人はそれを漫画にしてしまうほど、満足してる。

 

補足すると、著者のはしゃさん自身が残念な人だったというわけでは決してありません。
「韓国系のひどい語学学校を選んでしまった」のと「語学留学に関することを知らなかった」からというのが2つの原因です。



「フィリピンではしゃぐ」を読んでいて最悪だなと思った1つの例は、まさかのレッスン時間中にフィリピン人講師と教室を抜け出して、教師の自宅に遊びに行ってしまったというものです。



まともな語学学校であれば、こういう無秩序なレッスンを行っているフィリピン人教師を確実に首にします。

けれど、語学留学に関する知識がない著者(はしゃ)は「そういうもんか」と適当に流していました。ですが、これは本来あってはいけない酷いことです。



普通の日本人ははしゃさんと同じように、一生に一度しかフィリピン留学をしません。だから良し悪しを判断出来ないのです。

 

ーー英語力を測るものさしでいうと、TOEIC(LR)とかですかね。
又、「1回しか留学してないから語学学校を見極める基準がわからない」というのは、複数回留学するべきということでしょうか?

 

はるじぇー
別にTOEICにこだわっているわけではないです。

しかし現状、日本人のあまり高くない英語力(目安としてTOEIC LR試験で800点以下)を測るのに一番適している試験だとは思っています。

留学の回数に関しては、1回で当たりの語学学校を探すのもなかなか難しいです。

現に、サウスピークでも他の語学学校からの転校・前の語学学校で成果が思うように上がらず2校目として留学しにくる方が多くいらっしゃいます。

はしゃさんだけではなく、留学に失敗している人は思っているより多いです。

 


ーーなるほど、ではTOEIC(LR)を指標にすることに批判的な人もいますが、どう思われますか?

TOEIC(LR)を英語力の指標にすることは、理にかなっている

 

はるじぇー
TOEIC(LR)を批判する人たちは、「まともに英語を学習したことがあるのか」と疑問に思います。


TOEIC(LR)のリスニングすらできない人は英語を話すことができません。

言うまでもないですが、相手の話も聞き取れないのに会話が成立するわけがないですよね。

よく、アメリカ帰りで「英語話せます」といってTOEIC(LR)の点数が600点に到達していない人がいます。


ひでぶさんこんな人、どう思いますか?

 


ーー単語ベースだったり、文法めちゃくちゃだったりするのかなと思います。

後、聞き取れていないということは、自己中心的に話しているだけなのでは。

 

はるじぇー
全くその通り。


「 TOEIC(LR)を取れていない人はそもそも英会話のスタート地点に立てていない」という単純な理屈を理解できない人が多すぎます。


相手の話を聞き、それについて考えて応答するのが会話なのですから。

特に日本人男性に伝えておきたいのが、アメリカの出会い系サイトのビックデータによると、アジア系男性が最もモテないという結果が出ています。



そのため、アジア系の男性留学生は、留学中の社交・交友関係のスタート地点から相当な苦労が強いられます。

ですので、北米圏やイギリス・オーストラリアへの留学を考えている男性は、最低限の英語力を備えていないと本当に苦労します。



一方、アジア系の女性は、先述のビックデータを踏まえると、モテる属性ですので、男性よりは2段階くらい難易度は低くなります。

もちろん別のリスク(性犯罪に巻き込まれる)はありますので、油断は禁物ですが。



また、TOEIC(LR)は会話の聞き取り能力を鍛えるだけでなく、リテンション能力が高まるので、会話も伸びやすいことが分かっています。

MEMO
リテンション能力とは、聞こえた音をいったん頭の中にとどめ、情報を一定時間記憶しておく能力のこと。

このリテンション能力が低いと、聞いた順番にどんどん忘れていくので、質問に適切に答えることができません。



またリテンション能力が高まることによって、文章が頭に残りやすくなるので、単語ベースではなく比較的長めの文章でも会話できるようになります。

なので、TOEIC(LR)をひとまず指標にすることは、英会話上達にとっても正解といえます。

 

ーーひとまずというと?TOEIC(LR)の先に目指すべき資格があるのですか?

TOEIC(LR)800点以上は、目標とする試験の選択肢は増える

 

はるじぇー
800点以上の方は試験の選択肢が、ぐっと増えてきます。

TOEFL iBT試験試験や、TOEIC Speaking&Writingなど、より難易度が高い&会話も内容に入っている試験を受けるのが良いでしょう。

TOEFL iBT試験試験は受験料が高い・内容がアカデミックすぎますが、TOEIC Speaking&Writingは、TOEFL iBT試験試験の受験料が半分以上節約できること、内容も日常会話・ビジネス英会話に非常に適しています。


実際、TOEIC Speaking&Writing関してはサウスピークでもヒエラルキー(レベル分け)を導入しました。

MEMO
TOEFL iBT試験試験受験料=230$→約26,220円 TOEICSpeaking&Writing=10,260円 *2017年11月現在

 

ーー自分が留学していた時は、 TOEIC(LR)だけだったので衝撃です。
今後はTOEIC(LR)とTOEIC Speaking&Writingの二本柱でいくということでしょうか。

 

はるじぇー
今後両試験を上回るような、英語力の指標となる試験があればどんどん導入していきたいです。


英語力を測るものさしがしっかり語学学校にあると、「留学自体が成功しているか分からない」という状況が防げますし、何より生徒のモチベーション維持に非常に有効です。

明確な目標がないと、娯楽に走ってしまう



人間、何か目的がないと走り続けられないと思ってます。

目的や目標がないままに留学をしてしまうと、「英語力は思っていたより伸びなかったけれど、出会いに感謝!」「かけがえのない体験が出来ました!(ただし、英語力は伸びませんでした)」というような、本末転倒な結末になりかねません。

その目的もなんでもいいというワケではなく、「それが将来どのように役にたつか」を具体的にイメージできるものではないと効果がない。


サウスピークが公共機関の資格試験を利用しているのがそれが理由で、特にハイレベルな英語力を身に付けたい方・就職や転職などに留学自体を活かしたい場合は、語学学校のオリジナルテストなんか目標にしても意味がないです。



逆にサウスピークのように、公共機関のテストなどで将来のための目的が明確にあると、語学学校を卒業した後の未来に繋がる勉強ですので、より真剣に、迷いなく英語学習に没頭することが出来ます。



また生徒同士が共通の目標に向かって、結果を出そうと切磋琢磨していく環境が出来上がります。

観光・娯楽を重視している語学学校では、「真面目に勉強していると他の生徒に冷やかされる」「周りに流されて結局遊んでしまった」という残念な事態になることも有ります。


ーー確かに僕、元々あまり勉強を好きではないのですが、確かにTOEICという目標があったから3ヶ月頑張り続けることができたと思います。



はるじぇー

サウスピークではフィリピン人講師と生徒が一緒に外出するのを許可制にして、学校の管理下においています。

けれど、中には全く管理していない語学学校も有ります。


そのような学校は、友達と講師の境界線があいまいになり、ただ授業で雑談をして終わっている傾向にあります。

しっかりとした目的がないと、観光や国際交流という短期的な娯楽に過度に流される恐れが有ります。

そうなると、英語力向上というような地道で苦労を伴う目標のために努力することは出来なくなります。

本項のまとめ
  • 明確な目標がないと、娯楽に走ってしまう

  • そのために、TOEIC(LR)を英語力の指標にすることは、理にかなっている

  • TOEIC(LR)800点以上は、目標とする試験の選択肢は増える

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください