さて、前回TOEIC・英会話を劇的に伸ばす「サウスピークでのフィリピン留学」についてお話させていただきました。
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成果としましては、3ヶ月間でTOEIC415点アップ。
もちろん、サウスピークは最適な環境を提供してくれますが、それだけではTOEICの劇的アップは望めません。
まとまった勉強時間を確保し、正しい勉強方法で行うことが大前提となります。
その面でもサウスピークには、塾長が作った”学習カリキュラム”が存在します。
そのカリキュラムを元に、 日本人カウンセラーと相談し、各自に合った勉強法を確立できる。
*疑問が出たら必ず日本人スタッフの方に相談しましょう。
勉強法が分からなくて困っている人にはこれほど助かるものはないですよね。
そこで本日は、僕がサウスピークで実践した勉強法をリスニングパート・リーディングパート別に解説していきます。
プランは人によっても差が出てくると思うので、成功例として参考までに。
使用したテキストは多岐に渡りますが、それぞれ行った勉強方法は、
- リスニング→「オーバーラッピング」
- リーディング→「何回も通読」
この2つだけです。
目次
初心者がTOEICのリスニングを短期的に上げるには、オーバーラッピング一択
リスニング対策は様々な学習法がネットに溢れていますが、初心者にはオーバーラッピングが最適です。
オーバーラッピングで、誰でも簡単に効果的な音読をすることができます。
詳しくは下記記事をご覧ください。
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発音矯正することにより、TOEICリスニング力アップ!
オーバーラッピングだけやっていると、大体の部分は聞き取れるようになるのですが、細かい部分が問われる問題だと対応できなくなる時もあります。
日本人が勘違いしやすい音やリンキング(音と音のつながり)ですね。
一例ですが、walk(歩く)という単語と、work(働く)これの発音を勘違いしていると、全く違う意味になりますよね。
TOEICにはその細かい発音の違いを問われる問題も出てきますので、発音をある程度学んでおくことは必須です。
自分である程度発音できないものは聞き取れない
これが鉄則だと思ってください。
そしてそれを細かく学ぶのは、1人じゃ難しいと思います。
サウスピークの発音矯正の授業を受けるとびっくりするほど細かいことまで指摘されますが、教科書に載っていないことも多い。
他のフィリピン留学語学学校の授業受けたのですが、厳しさが段違いでした。
サウスピークの授業4SやSHで瞬間英作文。TOEICリスニング +会話にも役立つ
まず、サウスピークの授業の4Sとは「文法」の授業でSHは「瞬間英作文」の授業。
細かい違いはあるけれども、どちらも課題の中にTOEIC用の参考書を音読、複数の英文を暗記することが求められます。
予習の中で音読・暗記→授業でアウトプットという流れ。
これをやることで、TOEICだけでなく会話にも役が立ちます。
「自分の頭に入っている構文」というのは、よりクリアに聞き取ることができるので、余裕がある人はやったほうがいい。
「そんなことまでやってられないよ!」って方は、「オーバーラッピング」「発音矯正」を優先的に行ってみてください。
短期的に効果を実感できると思いますよ。
僕がオーバーラッピングに使用したテキスト一覧!
文法書も混ざっていますが、リスニングに役立つと思ってたので、全てオーバーラッピングしてました。
〜中学レベル〜
・英語のスピーキングが驚くほど上達する NOBU式トレーニング【MP3 CD付】
・中学英語をひとつひとつわかりやすく
〜高校レベル〜
・高校 英文法を ひとつひとつわかりやすく。
・高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。
・TOEICテスト出る語句1800
単語教材ですが、TOEICのリスニング位の丁度いい分量だったので完全にリスニング教材として使用。
〜TOEICよりやや簡単めレベル〜
〜TOEIC公式レベル〜
合計、7冊です。
〜発音矯正〜
・フォニックスできれいな英語の発音がおもしろいほど身につく本 (アスカカルチャー)
TOEICリーディング攻略法は通読だ!
続いて、リーディングの攻略方法にうつります。
大きく分けて、
- part5/part6の文法
- part7の死ぬほど長い読解
に分かれると思いますが、
part5.6に関しては、リスニング対策でやった文法書に加え、何冊か参考書をやっていました。
part7は解いた文をひたすら通読。
勉強法は、解いた文を全部精読、3回通読
リーディングはリスニングと比べたら、お伝えできることは少ないです。
理由は、リスニングでオーバーラッピングをやっているとリーディングもある程度は自然に伸びるから。
しかし、徹底していた勉強法は1つだけあります。
それは、
同じ文を何度も何度も読むこと
これは文法も読解も共通して、やっていました。
解いた文を完璧に理解せず、なんとなく復習をしてしまっている人は多いかと思います。
しかし、いかに同じ文を完璧に理解し、何度も通読をするかがその人の明暗を分けるといってもいいでしょう。
初めは無理して早く読もうとせずゆっくり読んで、品詞分解も構造がとれなかったものについてはする。
リーディングパートの勉強はちょっと時間が限られていたので、オーバーラッピングはしませんでした。笑
本当は全部した方がいんですけどね。
黙読でゆっくり→早く読む、リスニングパートのオーバーラッピングと同じようにその情景を思い浮かべる練習。
同じような話題がでるので、何回も読んでいると本番で理解しやすいし、スピードアップにつながります。
ただ、800点とかいかない限りは、本番は解き終わらないのは当たり前なので、気にしないでください。
現に僕も745点の時は8問くらい残して試験を終えました。
ただ読むだけでなく、自分の思考回路を辿る
復習の時に通読!っていうとただ、内容を把握すればいいのかな?と思うかもしれませんが、そうではありません。
リスニングにも言えることですが、それが何回目の通読であっても必ず本番と同じように毎回問題文とセットで読み込みます。
自分分がどういう思考回路を辿って間違えたのか、合っていたのか?
読む際は、この考えをいつも持っていてください。
間違えの選択肢も含めて、全部その理由を人に説明できるくらいに。
僕の場合は、問題文を2個ずつくらい頭に入れてから本文を読むを繰り返す。
いつも本番であるかのように読み込んでくださいね。
文法(part5.6)で使った参考書(リスニング対策と重複するものは省く)
・TOEIC LISTENING AND READING TEST千本ノック! 新形式対策 解ければ差がつく良問編
・TOEIC LISTENING AND READING TEST千本ノック! 新形式対策 絶対落とせない鉄板問題編
長文読解(part7)で使った参考書
リーディング・リスニング・発音を合わせると、合計14冊の参考書を徹底的にやりこんだことになります。
僕はTOEICをサウスピークで上げた
さて、TOEICの勉強法をリーディング・リスニング別に説明いたしました。
この勉強法は僕がTOEIC400点代の時から、825点取った今でも行っている勉強法なので、英語力が全然ない人にも再現性があると思います。
TOEIC豆知識
・隙間時間や寝ている時には金のフレーズのアプリ版をひたすらやっていました。
これが唯一、サウスピークで指定されていない教材となりますが、強いです笑
・本番はスピーカーで特にフィリピンは音質が悪いので、慣れてきたらスピーカーを使っての練習をおすすめします(できるだけ音質が悪いやつ)